ノートパソコンを外部モニターに接続して画面を拡張したとき、モニター側のタスクバーが一部切れて表示されることがあります。この症状は多くの場合、タスクバーの表示設定とディスプレイの解像度・スケーリングの不一致が原因です。この記事では、確認すべき順番に沿って対処法をまとめました。
目次
この記事を読めばわかること
拡張ディスプレイでタスクバーが切れる・正しく表示されないときに、どこを確認すればよいかが順番にわかります。まずは次の設定から確認してください。
1.タスクバーの表示設定を確認する(最初に試すべき方法)
- タスクバーを右クリック > 「タスクバーの設定」を開く
- 「タスクバーの動作」を開き、「すべてのディスプレイにタスクバーを表示する」にチェックを入れる
- この設定がオフになっているために、外部モニター側のタスクバーが欠けて見えるケースが多く報告されています
- 「タスクバーを自動的に隠す」をオンにしていると、外部モニターのタスクバーが一瞬しか表示されないことがあるため、併用時は一度オフにして確認してください
2.ディスプレイが「拡張」モードになっているか確認する
- Windowsキー+Pキーを押し、表示モードが「拡張」になっているか確認してください
- 「複製」になっていると、同じ画面が映るだけでタスクバーの表示崩れが起きやすくなります
3.ディスプレイの配置と解像度を確認する
- 設定 > システム > ディスプレイから、両画面の配置と解像度を確認してください
- 画面の配置を実際の設置状況に合わせ、タスクバーがある画面の下端が揃うように調整してください
- 解像度は「推奨」の値に設定するのが基本です。縦の解像度が大きく異なると、タスクバーの表示が崩れることがあります
4.スケーリング(拡大縮小)設定を揃える
- ディスプレイごとのスケーリング(拡大率)を確認し、推奨値に合わせてください
- ノートPC側と外部モニター側で異なるスケーリングを使っていると、表示がずれやすくなります
5.グラフィックドライバーを更新する
- 最新のグラフィックドライバーをメーカーの公式サイトからダウンロードしてインストールしてください
- ドライバーが古い・不具合がある場合に、表示問題が発生することがあります
6.リフレッシュレートを変更してみる(効果は環境による)
- 設定 > システム > ディスプレイ > ディスプレイの詳細設定から、リフレッシュレートを変更できます
- 60Hzのモニターで、表示が59.94Hzと表記される場合がありますが、これは仕様上の表示であり、タスクバー欠けの直接的な原因とは限りません
- 上記1〜5で解決しない場合に、試す価値のある選択肢の一つとして覚えておいてください
7.エクスプローラーを再起動する
- タスクマネージャーを開き、「Windows エクスプローラー」を選択して「再起動」をクリックしてください
- タスクバーの表示が一時的に崩れている場合、この操作だけで直ることがあります
8.サードパーティ製タスクバーツールを利用する
- DisplayFusion や UltraMon などのマルチモニター管理ソフトを使う方法もあります
- これらのツールは拡張ディスプレイでのタスクバー表示を細かく設定・最適化できます
- 現行の価格・対応バージョンは変更される可能性があるため、利用前に各公式サイトで最新情報を確認してください
おわりに
上記で解決しない場合は、モニター側の設定の問題や本体の故障も考えられます。まずは「1.タスクバーの表示設定」と「2.拡張モードの確認」から試してみてください。
