この記事では、現役プレイヤーの意見を反映し、トールビョーンに対して有利に立ち回れるヒーローをTier形式で分類し、それぞれのヒーローがなぜ有効なのか、具体的な立ち回りと共に詳しく解説していきます。
トールビョーンに対して有効なヒーローのTier表 | ||||
---|---|---|---|---|
S+ | ||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
ウィドウメイカー | ファラ | ハンゾー | エコー | |
S | ||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
アナ | ジャンクラット | ソンブラ | フレイヤ | |
A | ||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
ゲンジ | トレーサー | アッシュ | ソジョーン | |
B | ||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
ソルジャー76 | メイ | キリコ | バティスト | |
C | ||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
ウィンストン | キャスディ | バスティオン | ゼニヤッタ | |
D | ||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
リーパー | シンメトラ | ブリギッテ | ラインハルト | |
E | ||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
ジャンカー・クイーン | ロードホッグ | マウガ | レッキングボール |
S+ランクのヒーロー(圧倒的優位)
トールビョーンにとって最も脅威となるヒーローたちです。射程優位や空中攻撃、高威力の遠距離攻撃でトールビョーンとタレットを圧倒できます。
ウィドウメイカー
- 射程の圧倒的優位性: タレットの射程(40m)を大きく上回る距離から一方的に攻撃でき、ヘッドショット一発でタレットを破壊できます。
- 位置取りの完全支配: 高台などの有利なポジションを確保し、トールビョーン本体とタレットの両方を同時に狙える立ち回りが強力です。
ファラ
- 空中からの完全安全攻撃: 飛行能力でタレットの射程外から一方的にロケットランチャーで攻撃でき、トールビョーンの最大の弱点を突けます。
- 爆発ダメージによる効率的破壊: ロケットの爆発ダメージでタレットを素早く破壊し、トールビョーンの戦闘力を大幅に削げます。
ハンゾー
- ダメージ減衰なしの高威力: 「嵐ノ矢」によるワンショットでタレットを破壊でき、射程制限もありません。
- 壁越しからの予測不能な奇襲: 「体術」を使い壁を登り、予測不能な位置からトールビョーンを攻撃できます。
エコー
- 三次元機動による完全回避: 飛行能力でタレットの死角から攻撃し、トールビョーンの反撃を完全に回避できます。
- 粘着爆弾による確実破壊: 粘着爆弾でタレットを確実に破壊し、トールビョーンの防御網を崩壊させられます。
Sランクのヒーロー(明確な優位)
S+ランクほどではないものの、トールビョーンに対して明確に有利なマッチアップを築けるヒーローです。
アナ
- スリープダーツによる完全無力化: 遠距離からトールビョーンの動きを完全に止められ、アルティメット「モルテンコア」の完璧なカウンターになります。
- バイオティックグレネードによる致命的阻害: 回復を阻害されることで、トールビョーンは強気な立ち回りが完全に不可能になります。
ジャンクラット
- グレネード爆破による迅速破壊: グレネードランチャーの爆発でタレットを数秒で破壊でき、射程外からの安全攻撃が可能です。
- スチールトラップによる移動封じ: トラップでトールビョーンの動きを制限し、無防備な状態を作り出せます。
ソンブラ
- ハックによる完全無効化: ハッキングでタレットを無効化し、トールビョーンの全アビリティを封印できます。
- 透明化による確実接近: 透明化で敵陣に潜入し、タレットの死角からトールビョーンを奇襲できます。
フレイヤ
- 高い攻撃速度による継続的プレッシャー: ハンゾーよりも速い攻撃速度で、トールビョーンに継続的なプレッシャーを与えることができます。
- 弓による中距離での優位性: トールビョーンの得意な中距離において、弓による精密射撃で対抗でき、攻撃頻度で優位に立てます。
Aランクのヒーロー(有利な状況)
立ち回りやアビリティの使い方が重要ですが、トールビョーンに対して有利に試合を進められるヒーローたちです。
ゲンジ
- 木の葉返しによる反射カウンター: トールビョーンの射撃を反射でき、タレットの攻撃も利用して逆にダメージを与えられます。
- 高い機動力での死角攻撃: 風斬りやサイバー体術を駆使してタレットの死角に回り込み、トールビョーンを奇襲できます。
トレーサー
- ブリンクによる高速接近: 瞬間移動でタレットの死角に素早く移動し、トールビョーンを背後から攻撃できます。
- パルスボムによる確実撃破: 接近後にパルスボムを設置し、トールビョーンとタレットを同時に破壊できます。
アッシュ
- ダイナマイトによる爆発攻撃: 中距離からダイナマイトでタレットとトールビョーンに同時ダメージを与えられます。
- コーチガンによる距離管理: 近づかれた際にコーチガンで距離を取り、再び有利な間合いを保てます。
ソジョーン
- レールガンによる高威力射撃: チャージしたレールガンでタレットを一撃破壊でき、ヘッドショットでトールビョーンも倒せます。
- パワースライドによる機動戦: 高い機動力で有利な位置を取り、トールビョーンの苦手な距離から攻撃できます。
Bランクのヒーロー(やや有利)
ほぼ互角、あるいは少し有利な状況です。プレイヤーのスキルが勝敗を分けます。
ソルジャー76
- ヘリックスロケットによる爆発攻撃: ロケットでタレットにまとまったダメージを与えられ、バイオティックフィールドで回復しながら戦えます。
- 持続射撃による圧力: 中距離から持続的な射撃でタレットに圧力をかけられますが、破壊には時間がかかります。
メイ
- アイスウォールによる射線遮断: 氷の壁でタレットの視線を遮り、安全に接近するルートを確保できます。
- クリオフリーズによる一時防御: 自身を凍らせて無敵になり、トールビョーンの攻撃やモルテンコアをやり過ごせます。
キリコ
- 風の如しによる機動戦: 高い機動力でタレットの死角に移動し、クナイでトールビョーンを攻撃できます。
- 鈴のご加護による無敵化: 味方やトールビョーンの攻撃から一時的に身を守り、立て直しができます。
バティスト
- イモータリティフィールドによる生存力: 絶大な効果範囲を持つこのアビリティで、トールビョーンのモルテンコアから味方を守れます。
- エグゾブーツによる高台確保: 跳躍力を活かして高台を取り、トールビョーンに対して有利な射線を確保できます。
Cランクのヒーロー(やや不利)
不利なマッチアップですが、アビリティをうまく使えば対抗できる可能性のあるヒーローです。
ウィンストン
- バリアプロジェクターによる一時防御: バリアでタレットの攻撃を短時間防げますが、すぐに破壊されてしまいます。
- 接近時の致命的リスク: ダイブで接近しても、トールビョーンの近距離火力に耐えきれず、返り討ちに遭う可能性が高いです。
キャスディ
- 中距離での火力: マグネティックグレネードとピースキーパーの組み合わせでタレット破壊は可能ですが、時間がかかります。
- 機動力不足による劣勢: コンバットロールしか移動手段がなく、タレットの射程内で戦わざるを得ない状況が多いです。
バスティオン
- 砲台モードでの火力勝負: 固定砲台モードならタレットとの火力勝負に勝てますが、ポジショニングが重要です。
- 変形時の無防備さ: モード変更中は無防備になり、その隙を突かれるリスクがあります。
ゼニヤッタ
- 不和のオーブによる火力支援: 味方と連携し、不和のオーブを付けたトールビョーンを集中攻撃することで素早く倒せます。
- 機動力不足による脆弱性: 移動手段がなく、タレットの射程内で戦わざるを得ない場面が多いです。
Dランクのヒーロー(不利)
トールビョーンに対して相性が悪く、基本的には不利なヒーローです。
リーパー
- 近距離特化による制約: ショットガンは近距離でしか効果がなく、タレットの射程内で戦わざるを得ないため不利です。
- 接近困難: レイスフォームを使っても、タレットの継続攻撃から完全に逃れることは困難です。
シンメトラ
- 近距離ビームの限界: フォトンプロジェクターのビームは近距離攻撃のため、タレット破壊前に倒される危険性が高いです。
- タレット同士の相殺: シールドジェネレーターは一時的な防御になりますが、継続的な解決策にはなりません。
ブリギッテ
- 接近戦の必要性による不利: 攻撃するにはトールビョーンに近づく必要がありますが、その前にタレットから大きなダメージを受けてしまいます。
- バリアシールドの限界: シールドの耐久値が低いため、タレットとトールビョーンの集中砲火に耐えられません。
ラインハルト
- 接近手段の致命的な乏しさ: バリアフィールドで攻撃は防げますが、タレットの射程で戦うことを強いられ、攻撃手段が限られます。
- 大きなヒットボックスの弱点: シールドがない状態では格好の的となり、トールビョーンとタレットから集中攻撃を受けます。
Eランクのヒーロー(非常に不利)
スキル差が大きくない限り、トールビョーンに対して非常に厳しい戦いを強いられるヒーローです。
ジャンカー・クイーン
- 中距離での圧倒的不利: ギザギザブレードやカーネイジは射程が短く、タレットの射程内で一方的に攻撃されてしまいます。
- 自己回復の限界: トールビョーンとタレットの高火力で回復が追いつかなくなり、生存が困難です。
ロードホッグ
- 大きなヒットボックスによる不利: 巨体のため、タレットとトールビョーンの両方から集中攻撃を受けやすく、非常に危険です。
- フックの射程制限: フックコンボは強力ですが、タレットの射程内に入る必要があり、リスクが高すぎます。
マウガ
- 近距離特化による致命的制約: チェーンガンは近距離でしか効果的でなく、タレットの攻撃を受け続けながら戦わざるを得ません。
- 機動力不足: エスケープ手段が乏しく、一度タレットの射程に入ると脱出が困難です。
レッキングボール
- ロール中の制御不能: ローリング状態では攻撃できず、タレットの継続攻撃を受け続けてしまいます。
- 着地後の無防備さ: グラップリングクローで移動後、着地時に無防備になり、その隙を突かれるリスクが高いです。
トールビョーンの強みと弱み分析
トールビョーンの主な強み
- エリア制圧力: タレットによる持続的なダメージでチョークポイントを効果的に封鎖できます
- 対タンク性能: オーバーロード使用時の散弾で装甲持ちヒーローに高ダメージを与えられます
- 防御特化設計: バックラインでの安定したポジショニングで味方をサポートできます
- アルティメットの強力性: モルテンコアによる広範囲エリア拒否で敵の動きを大幅に制限できます
トールビョーンの主な弱み
- 機動力の致命的不足: エスケープ能力がなく、位置取りが戦況を大きく左右します
- 遠距離攻撃への脆弱性: タレットが破壊されると戦闘力が大幅に低下し、立て直しに時間がかかります
- チーム連携への高い依存度: 単独では限界があり、味方のサポートが必須の状況が多いです
- 高機動ヒーローへの対応困難: ゲンジやトレーサーなどに翻弄され、効果的な反撃が困難です
対トールビョーン戦の基本戦略
- 1. タレット優先排除:まずタレットを破壊してからトールビョーン本体を狙う
- 2. 射程外攻撃:タレットの40m射程外から安全に攻撃する
- 3. 高所・空中利用:タレットの死角となる高台や空中からの攻撃を活用する
- 4. チーム連携:複数方向からの同時攻撃でタレットの注意を分散させる
- 5. モルテンコア対策:アルティメット使用時は即座に範囲外へ退避する
まとめ
トールビョーンの最大の弱点は、遠距離攻撃に対する脆弱性と機動力の不足です。そのため、ウィドウメイカー、ファラ、ハンゾー、エコーなどのS+ランクヒーローは、トールビョーンにとって天敵となります。
特に注目すべきは、ファラの空中攻撃とウィドウメイカーの長距離スナイプです。これらの攻撃はタレットの射程外から一方的に攻撃でき、トールビョーンの防御網を完全に無力化できます。
一方で、射程の短いヒーローや接近戦を得意とするヒーローは、トールビョーンに対して非常に不利になります。特に近距離戦闘を得意とするタンクヒーローの多くは、タレットの継続攻撃に対して為す術がありません。
このTier表はあくまで一つの指標です。OverWatch2はチームの連携が何よりも重要なので、味方との構成やマップの特性に合わせて柔軟にヒーローを選んでみてください。トールビョーンが敵にいる場合は、S+やSランクのヒーローを積極的に選択することで、有利に戦いを進めることができます。
この記事が、あなたの勝利への手助けとなれば幸いです。頑張ってください!
関連記事リンク
|